- 私の、コレステロールは治療が必要? 2025年05月01日
コレステロールは高くても症状がないので、健康診断などで見つかることがほとんどです。
長年コレステロールが高いと動脈硬化が進み易くなり心筋梗塞などの重大な病気になる危険が増えます。
コレステロールの治療が必要かは年齢や性別、喫煙習慣、持病なども含め総合的に判断します。
つまりコレステロール値が同じでも、治療は人によって違います。
まずは人間ドックや検診で自分のコレステロール値を知ることから始めましょう。- 猛暑への準備を始めましょう 2025年04月01日
今年の夏も、猛暑が予想されています。エアコンの準備だけでなく、体の準備も必要です。
暑さに強い体を作る「暑熱順化」は、日中のウォーキングなどの運動で、発汗などの自律神経調節の練習により、発汗機能など暑さに対応する機能を改善させます。
体が暑さに慣れると、体温調節がスムーズになり、疲れにくくなります。
十分に水分を補給し、無理のない範囲で徐々に取り組むことが大切です。暑熱順化で、猛暑に備えましょう!- 蕁麻疹は、内臓の病気でしょうか? 2025年03月01日
蕁麻疹(じんましん)は、皮膚に赤く、少し膨れ、かゆみのある発疹が出ます。
通常は数時間以内に治まりますが、痒みが強い場合が多く嫌なものです。
発疹はアレルギーの反応によるものですが、このアレルギー反応は食べ物などが原因で起こることがありますが、原因がないことが8割と言われています。
治療は、しばらく症状を繰り返すことがあるため、1~2週間は抗アレルギー薬を服用する場合が多いです。- 最近よく聞く、フレイルとは? 2025年02月01日
昨今の新型コロナウィルスや猛暑などの影響で、家からほとんど出ない人が増えていますが、
特に高齢者は「フレイル」という状態になり易く注意が必要です。
フレイルとは、活動量低下のため筋力や体重が落ち、心身の活力が低下した状態で、感染症などにかかり易くなったり、認知機能が低下したりするなど、万病の元です。
これを防ぐには、散歩などでしっかり体を動かして、十分な栄養を摂ることがとても大切です。- 歩くと、胸が痛くなる? 2025年01月01日
歩いたり坂道を上ったりすると、胸の痛みや圧迫感が現れるのは、労作性狭心症かもしれません。
この病気は、心臓に酸素や栄養を送る血管の動脈硬化による血流不足です。
症状は運動時に現れ、休むと治まります。診断には心電図や負荷試験が用いられ、治療は服薬やカテーテル治療、バイパス手術です。予防には適度な運動、バランスの取れた食事、ストレス管理が効果的です。胸に異変を感じたら、早めに主治医に相談しましょう。- インフルエンザが流行しています 2024年12月01日
12月の初旬から、すでにインフルエンザ流行が始まっています。
インフルエンザは普通の風邪より発熱や倦怠感が強く、伝染し易いのが特徴です。
多くの場合は、数日間で自然に治りますが、医療機関で検査して診断すれば、抗インフルエンザ薬を服用することもでき、辛い期間を短くすることも出来ます。
ただし発症から検査までの時間が短いと、検査で正しく判定できないことがあるため、半日以上症状が続いてからの受診がよいでしょう。- 肌が、かゆくなる季節です 2024年11月01日
冬は空気が乾燥し、肌の水分が奪われやすくなります。
肌の乾燥は、皮膚のバリア機能が落ちて刺激に弱くなり、かゆみの原因になります。
これを防ぐためには、保湿が最も大切です。
洗顔や入浴後は、すぐに保湿クリームなどを塗り、肌の水分を保ちしょう。
また、加湿器などを使って部屋の湿度を保つことも効果的です。
さらに、水分も十分に摂取し、体の内側からも肌の乾燥を防ぎ、冬を快適に過ごしましょう。- この季節、血圧が上がりやすくなります 2024年10月01日
涼しくなる季節、特に朝晩の冷え込みは血圧に影響を与えます。
気温が低下すると血管が収縮し、血圧が上がりやすくなるため、高血圧の方は注意が必要です。
寒さを感じる時間帯には、室内の温度管理や衣服での保温を心掛けましょう。
また、日頃からの食生活や適度な運動も、血圧管理に役立ちます。
気温の変化に体を慣らしながら、秋冬の健康を守るための準備をしっかりと整えていきましょう。- マイコプラズマ肺炎が流行中 2024年09月01日
マコプラズマ肺炎はマイコプラズマという細菌が原因となる肺炎です。
この肺炎は比較的若い人に多くみられ、他人に伝染することもあります。
主な症状は高熱とタンの少ない乾いた咳で、のどの痛みや鼻水などは多くはありません。
レントゲンなどの画像検査と血液や尿検査などで診断し、抗生剤で治療します。
熱や咳が続くときは、風邪と自己診断せずに医療機関を受診しましょう。- 予防接種は、必要ですか? 2024年08月01日
「予防接種は受けた方がいいですか?」と質問されることがありますが、大抵は「是非、受けて下さい。」と答えています。それは全ての予防接種は、かかると命を落としたり、重い後遺症を残したりする可能性がある病気を防ぐものだからです。
どのワクチンも重大な副反応の確率は低く、その病気になる確率や重大性と比べれば無視できる程度です。予防接種は自分や家族を病気から守る、最も簡単な方法です。